間違えないでおくれ 君にはハートなんてない [まじめにきまじめ]

こんにちはー。
ややこです。










ちいさいうそがたくさん、つみかさなる。
饐えたにおいが。やまない。










さて個人的で具体的なきもちわるいおはなし。

なんかさいきんセックスのはなしが多いですね。衝撃的だったんですね。そのうち飽きるので大目にみてやってください。










半年つきあっていたこいびとがいて、そのひとと決定的な性交渉(挿入)がなかったということは、そんなに奇異なことだろうか。そのこいびとの存在を、うたがわれるほどの?それは、あまりに短絡的な、思考ではないだろうか。みんながみんな、あなたのように手はずを整えられる男ではないのだよ、と、いまのこいびとに申したい。
あたしが見栄で、まえにこういう男とつきあっていたなんて捏造するような女に見えるのか。こちとら18年男がいない生活を送ってきたってのに、今更モテ女ぶるなんて背筋が凍ることするわけないでしょうに。もし仮にそうだったとして、そんな虚言女に欲情するあなたはなんなんだ。どういう男なんだ。



まえのこいびとは、わたしをうわまわるほどの子供だったし、決断力もお金もなかった。おたがいいくあてがなかったし、あたしはそれをよしとしていた。セックスが、いまよりずっとこわかったから。だからその手前までのことしかしたことがなかった。それでよかった。いつかはするのだろう、と想っていたけれど、それはずっとさきのことだと想っていた。


それが、いま。もう、意味不明。急転直下。あっさり、とはこのことだった。あれほど畏れていたものは、たいした行為ではなかったのだった。10代のうちに済ませることになるとは、正直予想もしていなかった。すべりこみセーフみたいなもんだけど。なんてったって19才。←


だからといって、まえのこいびとの存在の有無をうたがわれるのは、まったく心外なことなのだった。いたよ、ほんとうに。いなかった、なんて言ったら、まえの彼に失礼だ。彼と過ごした日々にも、彼を愛した自分にも。彼の存在を頭から消し去るなんて、到底できるはずはないのだった。愛情が、もはや無いに等しいとしても。そこまでしたらひとでなしだ。
そんなひとでなしにはなりたくないから、わざわざ伝えたのに、「見栄かもしれない」はないだろう。どれほど信用されてないんだ、あたしというやつは。いっくらあたしがてきとーだからって。ほんと、あれにはおちこんだ。



ああいうことをいわれると、ますます、あたしのなにがいいのかさっぱりわからなくなる。こわいなあ。なんかちょっとだけ自信、なくなるもん。あたしがもっと依存体質で恋愛脳だったら、もう身を持ち崩しているのだろうなあ。
あたしはけっきょく男という存在に頭のどこかでつねに怯えていて、その怯えが2周くらい回って薄い蔑みと軽視につながっているようないやな女なので、きっとそこまでのダメージは受けずに済んでいるのだろう。いうまでもないことだけど、愛しているから、蔑むのだ。へんな方法だけど、こういう愛し方なのだ。たぶん。



名前わすれたけど、よしもとばななの「キッチン」の主人公:桜井みかげの元恋人の男というのが、みかげを、「自分が自分でいるのがつらくなる」(表現がちがうかもしれないけどこういうニュアンスのこと)ようにさせるような男だったわけだけど、すごいわかる、って膝をたたいてしまった。男にかぎらず、いるもんね、そういう人間。善良で、悪気も悪意もないんだけど、こちらを知らぬ間においこんでしまうようなひとたち。

たぶん、あたしのいまのこいびとも、自分の発言があたしをこんなにくるしめているなんて、微塵も想ったりしていないのだろう、善良だから。それが、善良の善良たるゆえんなのだ。やんなっちゃうけど、まだ別れない。我慢する。もうすこし、あじわってからだ。この男にあたえられる多くの感情を。まだ、投げ出すにははやすぎる。






すんげえ身勝手な考えかたですが、いまは、そう想います。こんな言い分、いまのこいびとがみたら、愛想尽かすんだろうなあ。見ないといいなあ。見ても、いいけれど。見て、軽蔑するならすればいい。その程度の女なのだ、あたしは。















それじゃー、また。


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