都合よし子ちゃん(約1名限定) [ぐっちー]

5時半くらいに電話がかかってきました。
今日の試験はどうだったかって。
行くまえは一言も声かけてくれなかったのにね。
電話がかかってきたくらいで、手放しに喜ぶような小娘じゃなくなった。
わかるよ。声で。自分で望んでかけてきたのか、本当に心配してるのかどうかなんて。
義務。
声から伝わる。

ずるいよなあ、電話かけてくることで、心配してると思わせて、嫌いにさせなくする腹だ。
わかってる、望んでかけてきたんじゃないってことくらい。
そのくせ頼まれごとされたら嬉しいなんて、わたしはどこの都合よし子ちゃんだ。
断れるわけないってわかってて、やってくれるかなんて聞くんだ。
ずるいよ。
中途半端に気に掛けて、やさしくするくらいなら、それなら、放っておいてほしい。
せめて嫌いにならせてくれ。
そんな仕打ちはあんまりだ。
嫌いになれないで、好きなままなのに、あの人には絶対に好きになってもらえないなんて現実が、つねに側にあることは辛い。
悲しいから。

こんな気のないことをされても冷たくされても、嫌いになれないのは、なんでだろう。
都合のいい子でいることなんか耐えられないはずなのに、甘んじてるのはなんでだろう。


自分のばかさ加減にほとほと参る。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。